oregano note

シンプルで合理的な生活

石鹸洗濯は必ずしも環境にやさしくなく手間もかかるが、それでも得難いメリット

石鹸洗濯をメインにするようになってもうかなりの年月が経った。
主に使用しているのは暁ローブが販売している無香料の粉石けんで、こちらは最初から炭酸塩を配合しており、溶けやすく使いやすい。 
粉石けん 暁ローブ 無香料 10kg

粉石けん 暁ローブ 無香料 10kg

 

ところで、一般的に石鹸洗濯というとどのようなイメージだろうか。
天然石鹸という言葉は最近はあまり使われなくなっており、無添加石鹸という言葉の方がしっくりくるが、それでも肌に優しい、環境に優しい、というようなイメージがあるのではないか。 

無添加石鹸も環境にやさしいわけではない

だが、合成洗剤とくらべて石鹸は必ずしも環境には優しいとはいえない製品だ。
天然石鹸や無添加石鹸とは言っても、本当のところはどちらも化学の産物である。
 
石鹸の水でも魚を始めとする水生生物には生きていられないように、そのまま川に流されてしまえば、どちらも有害には違いない。
 
富有化の問題も無縁ではいられない。
たしかに環境負荷に関しては、合成洗剤よりも石鹸のほうが分解が早く蓄積されにくいはずだ。
だが、一度の使用量は合成洗剤のほうが少量で済むことが多い上、すすぎに使用する量も多くなりがちだ。
 
石鹸は、正しく溶かさないと、洗濯機も汚れやすく、その掃除にも手間がかかる。 
石鹸洗濯の欠点は最初は分量の感覚が難しく、水質や温度によっては泡立ての手間がかかる。
屋外に干しにくいマンションでは、無香料の石鹸では生乾きによる臭いが気になる人もいるだろう。
 

肌への影響、そして洗い上がりの快適さ

ではそんな石鹸を使うメリットとはなんだろうか。
 
ひとつには身体への影響だ。
エビデンスがあるわけではないし、私自身はアトピーではないので実体験がないのだが、周囲でアトピー性皮膚炎に悩まされている人の話を聞くと、石鹸のほうが影響が出にくいと言う話は少なくない。
反対に石鹸に変えたら悪くなったという声は今のところは聞いたことが無い。
 
個人的には合成洗剤というよりは、それに添付されている大量の香料の影響のほうが大きいのではないかと考えている。
だが、今はとにかく無香料の洗剤を探す方が難しいくらいで、以前にも書いたように無香料の合成洗剤はそれほど選択肢があるわけではない。
石鹸のほうが、今の時代はやはりナチュラル志向の製品が多いようだ。
 
そして、やはり石鹸洗濯の魅力は洗い上がりの気持ちよさだろう。
機能性衣料全盛の時代だが、やはり肌に直接触れる素材は綿100%を好んでおり、コットンには石鹸洗濯が似合う。
最後にクエン酸でリンスをした綿100%の衣料は、ふんわりと柔らかく、着心地が良い。
 

石鹸洗濯は慣れれば難しくはない

分量は慣れてしまえばそう難しくはないし、泡立ても炭酸塩のようなアルカリ剤配合か、別途加えれば楽にできる。
臭いは干し方や洗濯の工夫、洗濯機の掃除などで防ぐことができる。
多少手間はかかるが、洗濯石鹸のうまく洗い上がったときの愉しさは、こうした小さな労力を払うのに惜しくない成果である。