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シンプルで合理的な生活

現在、ハイエンドのスマートフォンで注目すべき5つのトレンド

使い方次第とはいうものの、現代社会においてシンプルで合理的な生活をおくるのに欠かせないアイテムだ。

だがその進化は日進月歩。1年経てば新しい技術や規格が登場し、メーカーの人気すらガラリと変わることもめずらしくない。 気がつけば、いつの間にかスマートフォンでは日本は世界の潮流から外れつつある。 いわゆるフラッグシップと呼ばれる各メーカーの最上位に位置するモデルは、国内ではiPhone以外は発売されることも少なくなってしまった。

ここでは今日現在、そんなハイエンドのスマートフォンでの、注目すべきトレンドを5つあげてみたい。

AIアシスタント

スマートフォンのトレンド AIアシスタント

モバイルに限らず、今、もっとも注目されている技術のひとつがAIだろう。 サムソン、ファーウェイもこの分野への投資が年間1兆円以上の規模で行われている。

スマートフォンに搭載された対話型のAIアシスタントではアップルの Siri がもっとも有名かつ使われているのではないだろうか。 Siri は iOS 5.1 の時代から日本語に対応し、国内でも一定の人気がある。

AndroidOSでは、グーグルの Google Assistant、サムスンの Bixby、HTCの HTC Sense Companion が各社のスマートフォンで採用されている。 ファーウェイも Mate9 でアマゾンの Alexa へ対応するだけでなく、独自のAIアシスタントを開発中だ。

対話型AIアシスタントは言語の壁があるためか国内では Siri 以外まだあまり馴染みがないが、先日、同社のスマートスピーカー Google Home の2017年中の日本発売が発表され、Android版の Google Assistant も日本語化が発表された。 グーグルのスマートフォン Pixel は日本での発売予定がないままだが、Google Assistant の日本語化により次期モデルでは国内での正式販売の可能性もあるだろう。

高性能カメラ

スマートフォンのトレンド 高性能カメラ

今やスマートフォンのカメラはちょっとしたコンパクトデジタルカメラを凌ぐレベルとなった。 ミドルクラスのスマホでも、画素数が1000万を超えるものが当たり前で、それに合わせセンサーも大型化が進んでいる。

なかでもハイエンドモデルに搭載されるカメラは、複数の手法を組み合わせた超高速なオートフォーカス、光学ズーム、手ぶれ補正、HDRへの対応といった機能だけでなく、他との差別化を図るため、ダブルカメラや明るいレンズを採用することもある。 ファーウェイはライカと協同でブランド銘の入ったカメラを開発している。

処理のアルゴリズムも改良され、古いデジカメとは比べ物にならないほど進化している。

ビデオ撮影機能も強化され、4K対応もめずらしくはなくなった。 ソニーのXperiaXZ Premium では超スローモーション撮影が可能だ。

もちろん需要の高いセルフィー(自撮り)に使用するインカメラも高性能化が進んでいる。 なかにはハイエンドでなくても、メインのカメラと同レベルのカメラを備えた端末もある。

バイオメトリクス認証(生体認証)

スマートフォンが日常の中で使用頻度が増えるほど、いつでもすぐに使えなければならないだろう。

スリープ状態から復帰する際、画面にロックが掛かるのを解除しなければならない。 従来のPINやパターンによる認証では時間がかかるし、脳にもワンクッション必要だ。 思いついたことを紙のように即メモという訳にはいかないのが残念だった。

しかし今やロック解除のための指紋認証センサーは、よほどの格安スマホでなければほぼ標準的な機能としてハードに組み込まれている。 ハイエンドの機種では0コンマ秒単位の高速な認証を誇るようになった。

さらに指紋だけでなく、虹彩認証や顔認証といった、いわゆるバイオメトリクス認証も増えるだけでなく、様々なセキュリティ強化も図られている。

顔認証は利便性は高いが、本人の写真でも解除されてしまう。 そこで、加速度センサーやインカメラ、赤外線センサーなどと組み合わせ、立体的な情報を得られるよう工夫がされている。

https://www.youtube.com/watch?v=p3_OiBzv6LM

狭額縁ベゼルレス

スマートフォンのトレンド ベゼルレス

スマートフォンで情報を得ることが当たり前となるに連れ、画面の大型化も進んでいるが、本体を大型にすることには限界がある。 可読性は大画面が良いが、持ち運びや使用にはほどほどのサイズでないと困るのだ。

ディスプレイが5インチ以上が主流になるに連れ、左右のベゼルが狭くなり、さらに上部の三方のベゼルの幅がほとんどないベゼルレスなデザインが増えている。 さらに、上記の指紋認証センサーも、ディスプレイの下に埋め込まれるタイプのものが登場するなど、きわめてフロントの画面占有率が高い狭額縁デザインも登場している。

シャープの AQUOS Cristal がその先駆け的な存在だが、昨年登場したシャオミ小米科技の MI MIX のように、画面占有率が90%を超える端末も登場している。

この春に発表されたばかりのサムスンの Galaxy S8 シリーズは、前モデルのS7よりも大画面でありながら、逆にスリムな筐体となっている。

強度の問題からこれ以上のベゼルレスデザインは実用性が低いだろうが、フロントに占める画面の割合が高い狭額縁ベゼルレスなスマートフォンは増えるだろう。

カラーリング

スマートフォンのトレンド カラーリング

スマートフォンを購入する際、どの色にするかは重要なポイントだ。 なかには「この色があるからこのスマートフォンにする」という選択をする人もいる。

低価格モデルにはポップな色使いも多いが、ハイエンドにはブラック、ホワイト、ゴールド、シルバー、グレーといったベーシックなカラーリングが大半である。 使いやすい色といえばいいが、地味とも言える。 今はスマートフォンもファッションのひとつとしてとらえる向きもあるため、美しく個性的なカラーをラインアップに加えることは重要だ。

その先鞭はiPhoneのローズゴールドだろう。 今ではローズゴールドは多くのスマートフォンでカラー展開のなかに取り入れられている。

昨年からだと、iPhone7 のジェットブラック、Galaxy S7 のブルーコーラルも特徴的なカラーだ。

さらに今年では、ファーウェイが色見本帳で有名なアメリカのパントンと提携し、P10 でグリーナリーとダズリングブルーの2色をラインアップに登場させている。 特にグリーナリーはパントンが2017年のトレンドカラーとして発表した色である。

これらのカラーは製品ページでもトップに写真が掲載されるなど、端末のイメージカラーとしての役割も強い。

AR/VRは2017年後半か

ここにあげなかったなかで気になるものとしては、AR/VRがある。 今後、AR/VRへの対応は必須とおもわれるが、今はまだトレンドというところまでは来ていないようだ。 AR/VR