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シンプルで合理的な生活

新社会人(男性)のための通夜葬式への出席準備と心構え

青山葬儀所

新社会人になって慌てることのひとつに冠婚葬祭がある。 なかでも弔事は急なことが多いため、あらかじめ服装や小物の準備はしておいて損はない。

学生時代と異なり、社会人となれば最低限の身だしなみは必要だし、でなければ気まずいおもいをすることになるだろう。

近頃ではスーパーからコンビニ、100均などでも、服装から持ち物まで、当日でも急遽用意することも可能になった。 とはいえ平日では仕事が終わってから通夜に駆けつけるとなると、時間がないことのほうが多いのではないか。 しかも慣れないうちならば、前もって最低限のものを用意しておくことで、精神的にかなり楽になるだろう。

特にスーツが必須ではない仕事をしている人は、なおさら、前もって揃えておくのがよい。

用意しておくと安心できるリスト

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ここから自分の体験も含め、予め用意しておくとよいものをリストしておく。

  • フォーマルスーツ
  • 白のワイシャツ
  • 黒の革靴
  • 黒のネクタイ
  • 黒の靴下
  • 不祝儀袋
  • 袱紗
  • 念珠(数珠)

基本的に不必要にお金をかける意味はない。 新社会人では懐具合も大変だろう。

フォーマルスーツ

フォーマル用のスーツは、略礼装、ブラックスーツ、礼装と呼ばれるもの。 日本で一般の冠婚葬祭ならこれが無難で万能。

通夜ならば落ち着いたビジネススーツでも可能。 紳士服店、デパート、スーパー等。 就活用のスーツがフィットしているなら、購入した店へ買いに行くのが吉か。

ワイシャツ・革靴

ワイシャツはレギュラーカラーで白のブロードシャツ、革靴は黒のストレートチップかプレーントゥ。 就職活動時にビジネス用で購入してことも多いだろうから、そのまま流用できるだろう。 なければ、フォーマルスーツを販売している店ならばたいてい一緒に扱っているので、そこで買ってもいい。

ネクタイ・靴下

黒のネクタイや靴下その他、小物は、コンビニや駅の売店、最近では100均でも売っている。

袱紗

袱紗は紫のものが慶事弔事両方に使える。

念珠数珠

このなかで数珠については、100均でも売っているが、露骨に安っぽいために、避けたほうが良いだろう。 素材ではプラスチックやガラス、木や貴石まであるが、石を使用した数珠では高額なものもある。

素材による数珠の格付けなどという本質から外れたような話もあるが、商売の方便なので無視すべきだ。

熱心な信者でなければ日常使用することはないし、仏教形式以外、たとえば教会での葬式では数珠は基本的に不要だ。 ネットで2000円前後の木製の数珠、紫檀か黒檀のものが落ち着いていて使いやすくてよいだろう。

黒のネクタイだけでも用意しておくべき

バッグや時計はなくてもかまわない。 そもそも無くて済むならその方がいい。

だがなんだかんだと手荷物がかさむことになるし、時間確認とはいえ式場でスマホを覗いているのはあまり行儀の良いこととはいえないだろう。 気になる方は、時計 バッグ は紹介しているので参考にしてほしい

www.oreganonote.com

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会社に私物を入れるロッカー等があれば、黒のネクタイだけでも用意しておくと、通夜の際にそのまま駆けつけられるので、精神的に楽である。

出席での振る舞いと注意

もうひとつ、実際に通夜や告別式への出席だが、最初は戸惑うことも多いだろう。 当日は式場の職員に尋ねる、他の出席者に習う、職場で会社の一員として上司と参列するなら上司に従えばいい。

特にわからないことがあれば、やはり式場の職員に尋ねるのが一番だ。 基本、彼らはプロであり経験も豊富である。 アドバイスに従っておけばまずだいじょうぶだろう。

香典について

香典の金額はもっとも迷うところだ。 取引先なら会社が出してくれるだろうが、プライベートならば、親類や友人知人と相談して、金額を合わせたほうが無難だろう。

不祝儀袋の文字だが宗派により御霊前、御仏前等、使用しないほうがいい言葉もある。 今ではそこまで拘る人はないとおもうが、会場で他の方や職員に聞いて書いてもいいだろう

スマホの電源はオフに

通夜のように仕事先から直接駆けつけるときなどは、会場にクロークがあればバッグは預けておき、貴重品はジャケットのポケットに入れておく。

そして式場では必ずケータイ・スマートフォンの電源を切るかマナーモードにするのを忘れずに。 これは忘れて厳粛な最中に音がなるとかなり恥ずかしいハメになる。

焼香の作法と念珠

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焼香の作法は宗派によって違うため、おそらく会場で職員の方がアナウンスで説明がある。 特に説明がなければ自分の宗派の作法か、前の人に習うとよい。

念珠は古くなると珠を通す紐が切れやすくなる。 もし式の途中で切れたときは、慌てずにカバンかポケットに入れておく。 念珠がなければ焼香のときには手を合わすだけでも良い。

仮に床に散らばったときは、式場は暗いことが多いので、他の方が踏んで転ばないように拾っておこう。

最後に

最初に社会人となれば、葬祭のマナーを知らないでは済まされないとはいえ、現実にはその場に行ってみないとわからないことも多いだろう。 地域宗旨立場が異なれば、習慣も変わる。 特に昨今では葬式のあり方への意識自体が変わっていることや、在日外国人の場合は宗教的な風習も大きく異なることから、より多様化して難しくなっている。

あまり細かいことにこだわり過ぎず、故人を悼む気持ちを忘れなければだいじょうぶだろう。